mfloowブログ|管理部門の業務改善を支援するブログメディア

【導入事例】成長期の採用強化に対応、10人以上の手続き業務並行でもタスク漏れ・遅延ゼロに!|フォースタートアップス株式会社

作成者: mfloow編集部|07月24日2024年

 

 

「(共に)進化の中心へ」というミッションを掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、起業支援や人材支援を中核に、戦略的資金支援なども行うなど、成長産業支援事業を展開するフォースタートアップス株式会社。 
「人材」「資金」「オープンイノベーション」において、スタートアップ企業等の成長を支援するハイブリッドキャピタルとして事業を拡大しており、成長企業として注目される会社です。
そんな同社で労務を担当する妹尾さんと情報システム部門を担当する茂島さんにお話しを伺いました。

 

業務が複雑だからこそ "シンプル" なツールを求めて

ーお二人の担当する業務を教えてください

妹尾さん:人事部労務グループで採用以外の人事業務を全て担当しています。
例えば、入社、退社、異動、産休・育休、をはじめ、その他労働時間や働き方に関する労務管理、人的資本経営に関するプロジェクトなどです。

茂島さん:私は、情報システムグループ(以下、情シス)で社内で利用しているPCや携帯電話、セキュリティカード等のIT機器 の管理、アカウント発行や利用するツールの管理・運用等を行っています。 あとはセキュリティ対策でリスクマネジメントなども担当しています。

ーバックオフィス業務を担当している方の人数はどれくらいですか?

妹尾さん:20名程度でバックオフィスの業務を行っています。そのうちmfloowを利用しているのが15名程です。

ー以前はバックオフィスのタスクをどのように管理していましたか?

妹尾さん:無料のタスク管理ツールで手続きなどの管理をしていたのですが、リマインダー機能がなかったので、どうしてもタスクの抜け漏れや遅延が発生してしまっている状況で、担当者がタスクに未着手なのか完了したのか、進捗をずっと追い続けないといけない状況が増え、徐々に負担が大きくなっていました。また、視認性も良くなかったのも困っていました。そのような課題を解決できるようなツールを検討していました。

ー様々なツールを検討する中で、mfloowを導入いただいた理由を教えてください

妹尾さん:3社くらい並べて考えていて、mfloowはシンプルさが特によかったと思います。
この部署が終わったらこの部署に仕事が渡るというような、業務の分岐に特化したシステムもあったのですが、当社では独立的に仕事が完結していたのであまり複雑な管理は望んでいませんでした。
それよりも、それぞれの担当者がやるべきことがしっかりわかっていて、担当者が期日に対応できるシステムがあればいいと思っていたので、そういった意味でとてもシンプルなのがよかったです。

 

タスク漏れによる遅延を解消、セキュリティ対策にも

ーmfloowでよく利用する機能はありますか?

妹尾さん:マイタスク※ を中心に利用しています。様々なフローが同時に発生している状況ですが、マイタスクがあることでやるべきことをしっかりと管理ができています。今では、mfloowがなかったらと思うとゾッとします(笑)。

※)自分のタスクを管理できる機能で複数フローの同一タスクを一括で処理することが可能

ー具体的にはどのようなフローが多いですか?

妹尾さん:入退社手続きのフローが多いです。会社が成長フェーズで人材採用を強化しているため、入社者の対応が特に多くなっています。最近だと月に5名程入社しています。

茂島さん:入退社すべて合わせて、少なくとも10名くらいは同時に進んでいるイメージですね。

ー月にどれくらいの入退社対応が発生していますか?

妹尾さん:新卒が入社する月だと、一気に60フローくらい発生しています。
入社だけで20〜30フローくらい、そこに退社と異動も入って全部でそのくらいですね。
最近は産休・育休も増えてきて、3、4名の対応を同時にしていた時もあります。
ですが、マイタスクを確認しながらタスクを進めれば良いので慌てずに対応できています。
タスクの抜け漏れなどの遅延もなくなりました。

△マイタスクデモ画面

ー他部署との連携でも利用されていますか?

妹尾さん:他の部署とも連携して使用しています。
mfloowを利用することで採用チームからの入社情報を労務ですばやくキャッチできるようになりました。

ー情シスではどのように利用されていますか?

茂島さん:情シスでも入退社管理がメインで、休職対応でも利用しています。
入社対応では入社者数が多く対応も多いので、労務と同様にmfloowを利用することでマイタスクを活用しながらPC、貸与物、アカウントの準備などがスムーズにできています。
退社や休職も数が少ないとはいえ、アカウント停止、削除はリスクマネジメントの観点でしっかり対応したいと思っているので、その点もmfloowで管理できています。
組織的にも抜け漏れをゼロにするという目標があるのですが、見落としがないか毎回チェックしなくてもmflloowでまとめて確認することができるので助かっています。
あとは、退職時の備品返却の対応の際にも利用しています。
PCや携帯電話などの備品の返却は労務が管理をすることになっているのですが、退職された方が郵送で返却する時に、労務に返ってきたり情シスに返ってきたりと窓口がバラバラになる時があるんです。
その場合、わざわざSlackに飛んでSlackチャンネルを探して、連絡をしなくてはならない手間が発生していましたが、mfloowに返却のチェックリストを作成していて、それをチェックするだけなので無駄な手間と時間がかからなくて助かっています。

 

マネジメント立場になり進捗管理の楽さを実感、引き継ぎ業務も大幅削減

ー抜け漏れがなくなったことやタスクの整理ができていることの他にも導入後変化したことはありますか?

妹尾さん:2つあります。1つは、テンプレートの見直しができたということです。
今までも、よく発生する業務フローをテンプレートとして落とし込んでいたのですが、テンプレートの見直しをする余裕がなく、膨大な数のテンプレートを回していました。
整理したいと思っていたものの、きっかけがなくてテンプレートが溜まっていく一方でした。その時に、mfloowをトライアルで使用した際に、テンプレートの課題を丁寧にヒアリングしていただいて、テンプレートを見直すきっかけにもなりました。
今は重複や無駄なものが削れて、かなりスリムになり、管理が楽になりました。

もう1つが、業務の全体を把握できるようになったことです。
mfloow導入前は、1〜2名で労務を担当していましたが、メンバーが増えて4名になり、私が実際に手を動かす担当ではなく、全体を見る立場になりました。
そのような立場になってから「〇〇さんがタスクを完了しました」という通知がくる機能がすごくいいなと感じました。
「あのタスクってどうなっているんだっけ」と確認したり、聞きに行ったりしなくても「今、〇〇さんが〇〇を進めてくれてるんだ」というのがmfloowを見ればすぐにわかるのはもちろんですが、mfloowを見なくても通知がくるのでリアルタイムで把握ができるのは本当にありがたいです。
リモートワークのメンバーもいるので、すぐに確認ができない状況でも手間なく状況を把握できるのは助かっています。この変化は今の立場になってから実感しました。

ー mfloowを導入したけど、労務メンバーを増やした理由はありますか?

妹尾さん:成長フェーズというのもあり、組織の未来に向けてバックオフィスも強化していこうということもあって増やしました。
メンバーも増え、mfloowも導入したことで時間も気持ちにも余裕ができて、マネジメントをはじめ業務の幅を広げられるようになりました。
業務の引き継ぎの際にもmfloowを利用しましたが、それが本当に助かりました。
メンバーに既に割り振られている業務に新しく入社した担当者を追加するだけで引き継ぎやオンボーディングの時間を設けなくても、mfloow自体がマニュアルになっているのでとても楽になりました。
「入社フローが発生したらこういうタスクがあるよ」っていうのを簡単に説明して、あとは見てもらえば理解してもらえるのでよかったです。

茂島さん:最近、情シスにもメンバーが1名入社しました。
「情報システムグループ」で担当を作っていたので、そのグループに入社者を追加すれば私が担当していた業務が全部一覧で出てくるようになっていて、業務の流れやタスクごとに何をすればいいのか書いてあるので引き継ぎもしやすかったです。
マイタスクを上から見て、上から順番に進めればいいので自分がタスクに取りかかる時も混乱せずに済んでいます。

成長フェーズの人材確保やオンボーディングに難しさを感じて

ー費用を出してまでタスク管理ツールを取り入れるメリットはありましたか?

妹尾さん:その点は社内でも議論になりました。
エクセルやスプレッドシートでも管理はできるのではないかという話も出たんですが、我々のような成長途中の会社だとバックオフィスの人数がが追い付かない状況も発生しがちだと思うのですが、少人数で業務を実行しなく状況も多く、採用できたとしても、業務指示を出す際に丁寧に1から10まで教えることは難しかったります。
少人数でたくさんのタスクをまとめていくとなると、やはりシステムにも力を借りた方がいいということになり、導入に至りました。

ー最後に、今後mfloowに期待することを教えてください

妹尾さん:将来的に「アカウント登録」という業務がなくなればいいなと思っています。
これだけ会社の中で大きな変化や動きが多いとバックオフィスでは組織変更とか対応が多くなります。
例えば、マネージャーに就任した人に何の権限をつけなければとか、何の研修をしなくてはなど色々大変でして。
そういった権限まわりやアカウント情報の変更、転記作業のオートメーション化されるのを待っています!
導入検討段階でそういった未来があると言ってもらえたのも導入した理由の一つになっています。
既に一部SaaS連携による自動化されていて、全自動化の実現性を感じています!今後も期待しています!

ーありがとうございます!引き続きよろしくお願いいたします!